FX(外国為替証拠金取引)は各国の通貨を売買して利益を狙う投資になります。平日であれば 24 時間 1 年をとおして取引できますので、日中仕事をしているサラリーマンにもおすすめの副業となります。
いちばんカンタン!FXの超入門書(著:安垣理)
FX とは何か?から始まり、FX の用語解説からチャートの基本的な見方等が記載されています。まさに入門書ですね。このあと紹介する本に出てくる用語等を理解するためにも一番最初に読んだほうが良いかもしれません。
デイトレード~マーケットで勝ち続けるための発想術~(著:オリバー・べレス、グレッグ・カプラ)
FXトレーダーが持つべき心構えなどの精神的な部分が中心に書かれています。こちらの本ではチャートの味方等のテクニカル的な内容を学ぶことはできませんが、もっと基本的な相場とどのように向き合うかを教えてくれます。
しかし、それはトレーダーにとって一番重要な部分のはずです。いくらチャート分析の方法を学んでも相場は大衆心理で動きますので、教科書通りにならないことが多いからです。そのときに利益を最大限に、損失を最小限に抑えるには相場との向き合い方を学ぶべきなのだと思います。FX の本の中でも代表する名著です。
東大院生が考えたスマートフォンFX(著:田畑昇人)
日テレ系の「人生が変わる 1 分間の深イイ話」に出演したことのある東大院生トレーダーの田畑昇人さんの著書です。
田畑さんは 50 万円で FX を始めてから 9 か月で 1,000 万円まで資産を増やすことに成功し ています。それまでの失敗や、成功までの状況も書かれていて面白く読ませてもらいました。誰でも最初に損失を出すのは仕方の無いことなのかもしれませんね。
内容は基本的なことが多いので初心者向けですが、FXトレードに使えるツールの紹介等もあり早い段階で読むととても参考になります。
FXプロの定石~仕掛けから、利乗せ、ナンピン、手仕舞いまで~(著:川合美智子)
東京銀行(現三菱東京 UFJ 銀行)で伝説の為替ディーラーといわれた若林栄四氏の下で罫線分析を研究し習熟した著者 川合美智子氏の手法が事細かに説明されています。
伝説の為替ディーラーも認める本物のプロはどのように相場と向き合っているのか、エントリーや利確、損切をどのようなルールでやっているのか知ることができます。
お客様の資産を運用する為替ディーラーですから、リスクを抑える考え方が勉強になります。おすすめの 1 冊です。
ずっと稼げるロンドンFX(著:松崎美子)
FX の本ではチャート分析を取り扱った本が多い中、こちらはファンダメンタルズ分析を使って取引する手法について書かれています。ファンダメンタル分析とは各国の経済指標や金融政策などから分析する手法のことです。
こちらの本を読むことで各国の特徴や注目の政策等を学ぶことができます。しかし、国の政策等は難しい内容が多いので 1 回では覚えられません。ある意味辞書のように保管しておき、定期的に読んでみると良いのかもしれません。
チャート分析にファンダメンタルズを加えることでより精度が上がるはずですので、読んでみることをおすすめします。
ガッツリ稼いで図太く生き残る!FX(著:水上紀行)
著者である水上紀行氏は相場経験 33 年のプロの為替ディーラーです。その長いキャリアで培ってきたトレード術や相場の特性を紹介していますのでこちらも大変参考になります。季節ごとの海外勢の動きの傾向も紹介されていて、日々のトレードにプラスの情報が満載です。
FXの稼ぎ方 金・銀・財・宝(出版:有限会社バウント)
こちらはシリーズ 4 冊になります。FX で勝ち続けている人の手法を紹介しています。1 冊の本につき 10 人程度のそれぞれの手法を紹介しています。こんな方法あったんだ!と目から鱗の情報が満載です。
見ているチャートの時間やエントリーとイグジットのタイミング、オシレーターの設定方法等を紹介していますので、より実戦的に参考になるでしょう。
FX億トレ!(著:内田まさみ)
こちらも7人の FX で勝ち続けているトレーダーの手法を紹介しています。その手法に行きつくまでの苦労話もあり面白いです。
今では莫大な利益を出す 7 人も最初は「普通の人」で負け続けていた時期もあったと思うと勇気が出ます。もちろんテクニカルな面でも勉強になりますので、読んでみることをおすすめします。
FX初心者が読むべきおすすめの本まとめ
今回ご紹介した本は全てトレードに役立つ情報が満載です。もちろん本を読んだだけでトレードが上手くなるわけではありませんが、知識があるのと無いのとではトレードに大きく影響してきます。
皆が知っている情報を自分だけ知らないのはリスクになります。特にこれから FX を始めようとしている方は参考にしてみてください!
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